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日本建築の流れ

近代建築と伝統建築を知る

建築全般

5 4月

建築知識を知る上で、近代建築と伝統建築の違いを知っておいた方が良いです。それぞれの概要を説明していくと、まず近代建築に関しては産業革命が行われた後に出来上がった建築方法になります。産業革命は、日本で言えば江戸時代の中期から後期あたりに行われたもので、すでに200年以上前の話です。当時は、コンクリートだけでなく鉄などを使っての建築がスタートした時期でもあります。産業革命により、鉄骨や鉄筋を作ることも容易になったからです。それだけでなく、レンガ造りの建築方法を近代建築の1つとされています。それぞれ、単に人が住む場所と考えるだけでなくより合理的にそしてより機能的な暮らしが出来るような設計をしている点が大きな特徴です。

例えば、冬場は寒く夏場は暑い場所ならば、冬の寒さに備えるため壁の隙間などを極力減らした設計にしなければいけません。それと同時に、夏場は暑いため風通しの良い建物にする必要があったわけです。そのためには、従来と異なり隙間をなくす技術を使う一方で、風通しが良い設計方法を編み出さなければいけませんでした。これを追求することで、やがてどちらも両立した住みやすい住宅ができあがったわけです。これはまさしく、現代建築の礎となる考え方と言っても良いでしょう。

これに対して、伝統建築とは昔ながらの建築工法を引き継ぐ考え方です。日本だけでなく、世界でも伝統建築は長く受け継がれており、住宅を建築する場合も伝統的なやり方で建築してほしいと考える人は少なくありません。

実は、この伝統建築は近代建築と重なる部分があります。伝統とは、昔から伝わる建築方法ですが、近代の建築方法がそのまま伝統として現在まで残っている例もあるわけです。そうすると、この2つはある意味で同じ建築方法と考えることもできるわけです。

日本で伝統的な建築工法を利用して住宅を建築する場合には、有名な建築設計士を紹介してもらうことが重要になります。設計士にもいろいろな人がいる中で、伝統を守りこれを将来まで伝えたいと考える人が伝統建築の設計となるわけです。例えば150年以上前の日本の住宅等は、現在でも使い続けることができます。特に温暖化が激しい現代においては、風通しの良い昔の建築工法は、とても重宝します。ただそれだけでは住みにくくなるため、近代の建築工法の良い部分を混ぜてハイブリッド的な住宅の設計をします。これにより、機能性がすぐ出ているだけでなく実用性を高めることもできるでしょう。

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